■Mia Viaを選んだ理由
自然を感じられること、考え抜かれた施設の配置構造、挙式会場の美しさ、プランナーさんのお人柄です。

あまり都会的な場所ではなく自然を多く感じられる場所、ただし、遠方からのゲストも多いためアクセスの良い場所ということを条件にして式場探しをしていました。その点でもMia Viaはぴったりでした。

「結婚式は二度行わない」という考えのもと、同じ場所を二度通らないように各施設が配置されていたり、お色直しのお着替えをする場所が披露宴会場のすぐ傍であったりと、新郎新婦の心情にとことん寄り添われた会場だということを見学時に感じました。

実はいくつかの式場を見学に行きましたが、Mia Viaのチャペルは群を抜いていて、新郎新婦共にその美しさに魅了されていました。

正面の石壁とそれに向かって伸びるバージンロードの赤い絨毯が荘厳で良い緊張感をつくり、また、太陽光が祭壇にのみ差し込むことから祭壇がより一層神秘的に見えることに心を奪われました。
そして、チャペル内では音楽が美しく響き、琴線に触れる挙式が執り行えると確信しました。

決め手になったのは、見学の際にご担当いただいた東さんのお人柄でした。
落ち着いて決めたいという理由で何度か見学させていただきましたが、その間に神前式ができるようご尽力いただくなど丁寧にフォローしていただきました。
2度目の見学で足を運んだ際には、新婦がチャペルで号泣しながら気持ちを話したことに向き合ってくださり、新郎との気持ちの擦り合わせをしてくださいました。
こういうプランナーさんのいらっしゃる式場なら、結婚式をお任せしても良いかもしれないと思わせていただいたことがMia Viaを選んだ理由です。

■挙式・パーティを終えて
結婚式をやってよかった！この一言に尽きます。
本当に楽しくて、あっという間の時間でした。
結婚式をすると決断をして良かったと心から思います。
大切な方に一堂に会していただく機会というのは人生でもほとんど無いことなので、本当に幸せな一日でした。

一日を通して今まで見ることのなかった家族の表情を見ることができ、両親には大切に育ててもらったこと、兄弟姉妹とは多くの時間を過ごしてきた絆を改めて実感した時間でした。

また、ゲストの皆様とは今まで過ごしてきた思い出が蘇り、感慨深い気持ちになりました。

挙式では緊張した気持ちでしたが、牧師さんが和やかに進行してくださりつつ細やかにフォローしてくださったのでリラックスして臨むことができ、結婚証明書への署名や退場の際にゲストの方を見たときに、挙式を滞りなく終えられたと安心しました。

その後のお庭でのアフターセレモニーではゲストとたくさん言葉を交わすことができ、アットホームな雰囲気を作ることができました。

披露宴は瞬く間に時間が過ぎていきました。絶対にしたかったおにぎりでのラストバイトやファーストバイトは、ゲストからも「新しい～」と声が上がって嬉しかったです。



そして、お色直しの入場では和装で歓声が上がり、前日夜遅くまで練習したキャンドルイリュージョンも成功し、思い残すことはありません。


デザートブッフェではゲストと近い距離でお話ができ、デザートブッフェを選んでよかったです。


■打合せ期間のエピソード
ご担当いただいたプランナーの平井さんには本当にお世話になり、「ありがとうございました」という言葉だけでは表しきれないほど感謝しています。
新婦が打ち合わせの度に「別に結婚式しなくても良いかなと思っていて...」という消極的な気持ちを持ち込み続け申し訳なかったですが、無理に前向きになるように仕向けるのではなく、そっと気持ちに寄り添い続けてくださったので、打ち合わせを億劫に思わず安心して臨むことができました。
そんな気持ちのまま結婚式のテーマなども決めずに当日の進行を作成したことがありましたが、「お二人らしさを出せるように考えてみますね！」と言ってくださいました。
平井さんがずっと前向きでいてくださったので、次第に結婚式について改めてじっくりと話し合う時間を持とうという気持ちになれました。
その結果テーマを「四季」にしたい、だから今までに決めた進行などを全て白紙にして考え直したいと2か月前の打ち合わせの際にお願いしました。
大変無茶だったと思いますが「よく考えてきてくださいました！頑張って良い結婚式にしましょうね。」と言って喜んでくださったことと、笑顔は忘れられません。

それ以降は毎週のように打ち合わせの時間を作ってくださったり、再入場のリハーサルをさせていただいたり、シェフとの打ち合わせをしてくださったりと大変ご尽力いただきました。
1か月前からは毎日のように平井さんにご相談したり、打ち合わせにお伺いしたりして頼りっぱなしでした。

2か月前の打ち合わせで全てを白紙にした時には、他の新郎新婦よりも急ピッチで結婚式を組み立てなければならないことに不安でいっぱいでした。
それでものんびり屋の私たちに発破をかけながらサポートしてくださった平井さんのおかげで準備を進めることができましたし、やりきった満足感があります。

打ち合わせ期間を思い返して特に印象的なことは、やりたいと言ったことに対して「できません。」というお返事が一度も無かったことです。難しい場合でも「少し工夫して、こうするのはどうですか？」とご提案いただき、やりたかったことができなかったという思いが全くありません。
いつも和やかに、そして丁寧に思いを汲み取ってくださり、ありがとうございました。

プランナーさんだけではなく、音響や司会者の方との打ち合わせの時間もたっぷりと確保していただき、納得して当日を迎えることができました。
お色直しの再入場の音楽合わせに関しては、当日までやきもきさせてしまったと思いますが、音響や司会者の方に「任せてください！」と力強く言っていただき、安心して当日を迎えることができました。


■こだわりポイント
テーマの「四季」に込めた思いを伝えること、ゲストの思い出に残る結婚式にすることの二点に拘りました。
「四季」のテーマには、これまでたくさんの四季を過ごしてきた感謝の気持ち、そしてこれからもたくさんの四季を一緒に過ごしたいという希望とそれらの日々が全員にとって幸せであるようにという願いを込めました。
その気持ちをウェルカムスピーチや、手作りのオープニングムービー・プロフィールムービーの中でしつこいほどに伝えました。

また、列席いただく方には「来てよかった」と思ってもらえるよう演出にも拘りました。抽選会をしたり、ケーキカットの代わりにおにぎりバイトをしたり、お色直し中に全員にお手紙を読んでもらったり、キャンドルイリュージョンをしたり...と新郎新婦だけでなくゲストの皆様にとっても楽しくて、心温まる結婚式になるよう演出の項目をこだわりました。


ゲストからは「2人の気持ちが伝わる良い結婚式だった。温かくて、でも楽しい結婚式で何度も涙した。」などと言ってもらうことができ、テーマに沿うことをとことん拘ったことで良い結婚式にできたと感じます。

■コロナ禍において悩まれたこと、その中で結婚式実施という決断に至るまでの葛藤や、実際に挙げての感想をお聞かせください。

結婚式をしないカップルも増えてきている風潮の中コロナ禍になり、結婚式をする意義とは何だろうかと悩みました。
何度も夫婦で話し合い、時にはやっぱりやめようかと思ったこともありました。それでも、大切に思う方々の前で愛を誓うこと、この人とどんな時でも力を合わせて生きていくのだという決意を固めること、そして、お世話になった方々へ感謝を伝えるという機会が全て揃うというのは結婚式以外には無いと考え、結婚式をする決断に至りました。

実際、海外にいる友人からはコロナ禍で帰国の調整が難しいという理由で欠席の連絡をもらったり、急遽親友が出席できなくなったりとコロナ禍故の辛さもありました。
ただ、そういったピンチの時に友人や新郎に助けてもらいました。
友人には無理なお願いを打診しましたが、快く協力してくれたり、新郎が落ち着いて対処してくれたりして、改めて周囲の方へ感謝の気持ちを持つことができました。

そして、準備期間を通して、新郎新婦で価値観の擦り合わせをすることができたことで、この人と一緒なら安心して生きていけると心から思えたことは、結婚式をした故だと思います。

家族の笑顔や涙を見ることができたことにも結婚式をする意義がありました。日ごろはいつでもニコニコとしている両家の両親がとても嬉しそうに写真やビデオを撮ったり、笑顔や涙を浮かべたりしている様子を見て、大変嬉しい気持ちになりました。結婚式は子育ての卒業式でもあると言われますが、まさしくその通りで、両親からの溢れんばかりの愛情を以て新郎新婦の新しい門出の日に背中を押してもらったような気持ちです。
そういった気持ちを持てたことにコロナ禍であっても結婚式をする意義があったと思います。また、日頃思い返すことの少ない思い出を家族やゲストに振り返ってもらい、感謝の気持ちを伝える機会を持てたため、結婚式をしてよかったと心から思います。